あけましておめでとうございます。

怒涛の2020年も終わり、2021年の幕開けですね。

もう何が起こってもおかしくない、昔見ていた漫画のような世の中になっちまいましたが、この1年は改めて、人それぞれが自覚した行動と思いやりを持って行動することの大切さを思い返させられました。

 

 

 

前回の投稿から約半年。。。

 

 

おかげさまで地道に投稿しているYOUTUBEはチャンネル登録者数1000人を超え、サーフメディアというウェブマガジンからもお仕事をいただき、毎月オーストラリアサーフィンニュースという題目で記事を書かせていただいております。

YouTubeを始めたての時はいろいろ勉強し、無理に週3回投稿したり、過激なサムネイルを作ったり、寝ないで編集して体調崩したりと、自分のライフスタイルが崩れてしまうことがありました。

それでもやり始めて良かったと思えることがたくさんあり、この歳ながら新たな発見をたくさんすることができました。

今は自分のペースでの配信となりますが、今後も自分の活動や、オーストラリアのサーフィン環境の様子を中心に投稿していけたらと思います。

 

 

この歳ながら、、、

 

 

そうです、先日40歳になりました。

 

 

30代を振り返ってみれば、まず初めに感謝してもしきれない人がたくさんいた事。

 

何年も変わらずに自分の事を理解してくれる仲間や刺激を与え続けてくれる仲間がいてくれました。

 

家族にも恵まれめちゃくちゃ可愛い娘2人も授かる事ができました。

本当に多くの人に助けられ、支えられて自分の人生を生きることができました。

 

 

ありがとう。

 

 

 

プロトライアルに挑戦することから始まった30歳。

この時は230が一緒にバリに来てくれました。

 

 

20歳から始めたサーフィンで、無駄に周りの上手い人と自分を比べて、たくさん葛藤して、、、でも本当にチャレンジしたいと思い、一生に一度と決めて出場した事は今でも自分の人生の大きな大きなものとなりました。

 

 

 

35歳までにノースショアにチャレンジしたいと決めていて、それを叶える事もできました。

オフザウォール

 

 

挑戦する事

 

何かを決意する事

 

本気で向き合う事

 

そういう目に見えない大事なものを得る事ができました。

 

 

 

どれだけ自分を信じれるか、、、どれだけ他人を信じれるか。

 

そんなことを思い続けていた自分の人生で、この30代の10年間は、10代や20代の頃と変わらず、むしろそれ以上に、本気で夢を追いかける事ができた10年間で、、、

 

その中でも1番の事は、大村奈央というサーフィン選手と共に夢を追いかけた事。

 

 

本気で人を応援し、同じ苦しみと、同じ喜びを共有できた事

 

オリンピックにサーフィンをもたらしたのは間違いなく大村の存在と活動でもあり、でも僕はオリンピックよりもCTの舞台に立たせてあげたい気持ちの方が強くて、、、

 

 

1位になったらスナッパーのCTで戦えるロキシートライアルの舞台で、周りにCT選手やコーチなどのツアー関係者がたくさんいる中で指示を出している自分がいて、あの場所にいた事というのは何か自分のやって来た事と、二人でやってきた事が詰まっていた瞬間で、間違いなく人生の中で心に残る景色でした。

スナッパーの会場から

 

 

いい意味でも、悪い意味でも。

お互い信頼しあってここまでやってきて、勝ち上がって、あと一歩でその舞台に立てるところまで来てっていういい意味と、そのあと一歩を勝たせてあげれなかったという悪い意味と。

 

 

夕暮れの家前でサーフィンする時に『ツアーに一緒についてきて欲しい』と言われた事

 

狭い世界で生きていた自分に可能性と価値を生んでくれて、生きがいを与えてくれて、自分の知らない新しい世界を見せてくれて、本当に感謝しかありません。

 

めちゃくちゃ嬉しかった。

 

 

ありがとう。

 

 

今となっては日本には当たり前にうまい選手がいると認識されるようになってきたけど、個人スポーツのサーフィンという中で、世界の舞台で必死に戦っている選手達がいる事、そんな事を間近で見ることができ、日本人サーファーが認められていく瞬間を感じることができました。

 

 

リアルなサーフシーンの物語を肌で感じ、自分の見ている世界の景色が変わっていくのが分かった10年間でもありました。

 

 

自分自身としては2020年という年を大村のオリンピック出場という目標に向かって進んできて、でもそれが叶わなくて、30代最後に全日本に挑戦しようと決めたのにコロナの影響で出場できず。

 

今思うと、本当に自分にはコンペとは縁がなかったんだなって思う。

 

カランビンアリーボードライダーズのチャンピオンになった事を除いては、出場できる試合というのが少なく、若いプロサーファーと戦う事しかなかったり、市民権をとっていないのでオーストラリアのマスターズに挑戦することもできず、日本に帰って全日本に出るという余裕も出来ずにいて。

2015年にクラブチャンピオン

レンちゃんは賞を総ナメ

 

 

そして大村の帯同をしなくなった今、自分のサーフィンのピークを考えるとそれはもう過去になってしまう事に気づいた。

 

技術と知識を磨くために、ジャッジをやったり、コーチングをやったり、サーフィンが好きだからそういう事もどんどん自分からできたし、そして大村の存在があってこそのものだったと思う。

コンペサーフィンに関して自信を持てていたのが、現場に居なくなった今は頭の中身がまるで違う事になってしまっていて。

 

毎年徐々に下がっていった試合へのメンタルも、全日本の挑戦ということで保とうとしていたけど、それもなくなり、以前のような気持ちを持つことができないようになりました。

 

 

でもそんな中で偶然が重なり、30代後半にして出会う事ができたインドネシアのボートトリップ。

船からの景色がこれ

 

 

間違いなく人生で1番のサーフトリップで、想像をはるかに超えるもので、、、このボートに乗れた事、そしてここで出会った人達の価値観、、、全てが新鮮な新しい世界で、今後の自分のサーフィンライフに大きな影響を与えるものとなりました。

また絶対行きたいトレジャーアイランド

 

 

 

リアルなサーフシーンの物語を肌で感じれた事、自分の決断した事に挑戦してきた事、新しいサーフィンの世界と可能性を知る事ができた事、、、気づけば自分のちっぽけな世界観は完全にひっくり返されていました。

 

本当にいい時間を送ることができたなぁ。

 

 

ただ後悔している事は1つもない、、、と、言ったら全くの嘘で、後悔している事、あの時こうしてたらという事はめちゃくちゃたくさんある。

 

今までの人生を振り返ってみてもそうだけど、チャンスというものは本当に少ないと思う。

 

子供の頃サッカーやってる時は、サッカーのことだけ考えてて周りの事は親が全部やってくれてたからよかったなーなんて、今は時間の大切さというものを痛いほど感じます。

 

だから40代は少しでも後悔が減るように、素直な純粋な気持ちで、自分の好きなものや興味ある事にはもっともっと全力に向き合っていこうと思います。

 

 

白黒

感謝の気持ちを忘れる事なく、初心に帰り、心も身体もクリアーにして40代もやっていきます。

 

 

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【オーストラリアNOW】サイクロン級のストームスウェル、オーストラリアン・オープンとシドニーのクラスター

40代の菅野大典もよろしくお願いいたします。

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